TAA設立1周年記念講演会

■日時 2022年6月7日19:30~

■場所 豊岡劇場大ホール

■講師 平田オリザ氏(芸術文化観光専門職大学学長・劇作家)

演題 「芸術文化観光専門職大学の目指すもの」

参加者 約80人

■講演概要

  • 芸術文化観光専門職大学(CAT)は、「芸術文化」を目的とする新たな観光を切り拓く人材の養成がミッションの一つ。日本中から学生がやってきている。
  • 高校卒業時に約7割の若者が豊岡を去る。豊岡の出生数は、既に500人を切っている。CATの定員は、1学年80人。とすると、150人しか若者が残らないところに、毎年80人の若者が入ってくることの意義は大きい。既に、まちの雰囲気が変わってきたという声をよく聞く。
  • 優れた学生を集め、鍛えて卒業させるのは大学の責任。しかし、その学生たちが残りたくなるようなまちや観光業を創り上げるのは、地元の皆さんの責任。
  • 9月に予定している「豊岡演劇祭」のプログラムは6月下旬に公表予定だが、既に日本最大規模となっている。「芸術文化」観光という新しい観光を但馬の地で創り上げていくつもりだ。
  • 2020年実施の豊岡演劇祭で、芸術文化観光が成り立つ可能性は確認されている。 演劇祭への観光業の方々の期待は大きい。
  • カンヌ国際映画祭のカンヌの人口は7万人。演劇祭のアヴィニヨンは人口9万人。豊岡は8万人弱。演劇祭は、大都市よりむしろ地方の都市の方が有利。小都市のほうが、まちが演劇一色に染まるので、楽しい。
  • 劇作家になる前、自分は冒険家を目指していた。豊岡出身の植村直己さんは、自分が最も尊敬している日本人。その同じ地に終の棲家を見つけることができた
  • のは、大きな誇り。

*豊劇応援箱 会場とした豊岡唯一の映画館・豊岡劇場へのTAAからの支援の気持ちを表すため設置した「豊劇応援箱」には、参加者から35,000円が寄せられました。