豊岡
アートアクション

TOYOOKA ART ACTION

~深さを持った演劇のまちづくり~

6/16  TAA中貝理事長の本が出版されました

6月16日、集英社新書から、TAA中貝理事長の本が出版されます。

深さをもった演劇のまちづくりやTAAのことも書かれています。

ぜひお読みください。


なぜ豊岡は世界に注目されるのか


豊岡アートアクション(TAA)入会のご案内


「深さを持った演劇のまちづくり」に参加しませんか?
-一般社団法人豊岡アートアクションへのお誘い-

「深さを持った演劇のまちづくり」を民間レベルでも進めるため、一般社団法人豊岡アートアクションを設立しました。

「深さを持った演劇のまちづくり」は、ただ単に「地域の人々が演劇を楽しんでいるまち」を目指しているわけではありません。
演劇が、観光、教育、発達障害児の発達支援など、様々な分野で役割を果たし、地域の中にしっかり根づいているまちを目指しています。

豊岡・但馬では、コウノトリ野生復帰など世界的評価を受ける取組みが進んでいます。
さらに「深さを持った演劇のまちづくり」を世界に発信していけば、豊岡・但馬は、「小さな世界都市―Local & Global City」として世界に輝くことができます。

そのことを通じて、「小さくてもいいのだ」という堂々たる態度のまちができるはずです。

これまで、「深さを持った演劇のまちづくり」は、主に行政が中心となって進められてきました。民間レベルの動きは、この分野では弱かったと言わざるを得ません。

地域の課題を「自分たちの課題」と捉えて活動する、ソーシャル・セクターの出番です。

私たちは、「世界のどこにもない演劇のまち」の創造を目指しています。一緒に進む仲間、応援していただける方々を募集しています。

共に未来を切り拓いていきましょう!

一般社団法人豊岡アートアクション
理事長 中貝 宗治


中貝理事長の「風に吹かれて」(2)


あけましておめでとうございます。
年末年始は、大雪でした。私は、雪かきに追われ、運動不足解消でした。

豊岡アートアクション(TAA)がスタートして約7か月がたとうとしています。コロナ禍で様々な制約を受け、エンジン全開とはいきませんでしたが、皆様のご支援のお陰で、着実に歩みを進めることができました。心から感謝を申し上げます。

今、TAA主催の「深さを持った演劇のまちづくりシンポジウム」の準備に追われています。昨年末、シンポジウムの参加募集をしたところ、あっという間に定員に達しました。嬉しい悲鳴を上げる一方、参加希望にお応えできなかった方々には、大変申し訳なく思っています。またぜひ次の機会にご参加ください。

このシンポジウムは、兵庫県但馬県民局と豊岡市に共催者としてお入りいただいています。官民協同の形がとれたことを嬉しく思っています。

シンポジウム・メインゲストの森山未來さんは、過去に城崎国際アートセンター(KIAC)で滞在制作をされたことがあり、今回も滞在制作でお越しになるタイミングでご出演いただくことが可能になりました。KIACがつないでくれたご縁と言ってもいいと思います。森山さんは、KIAC滞在中、外湯にもごく普通にお入りになっています。

森山さんたちのユニット、「きゅうかくうしお」の滞在制作の試演会は、2月4日(金)にKIACで予定されています。KIACホームページから申し込むことができます。こちらも、ぜひ。

KIACには、これまでに日本中や世界中から優れたアーティストが続々と滞在制作で訪れています。平田オリザさんの制作拠点も劇団青年団の活動拠点も豊岡に移りました。平田さんが指導しておられる「たじま児童劇団」の旗揚げ公演、「十五少年・少女漂流記」も大成功でした。芸術文化観光専門職大学の学生劇団の公演も好調にスタートしています。今や豊岡は、パフォーミングアーツ(演劇やダンス)の創造拠点になりつつあります。芸術文化の単なる消費地ではなく、創造の地であることで、私たちの地域がどのような変化を遂げていくのか、皆さんと楽しみに見守りたいと思います。

TAAは、今年も「深さを持った演劇のまちづくり」の可能性を探る活動を、地道に続けてまいります。引き続きのご理解とご支援をお願いします。皆さまにとって、今年が良い年になりますように。



2022年1月13日

兵庫県の豊岡・但馬で、既にこんな活動が始まっています

芸術文化観光専門職大学の開校

2021年4月、但馬で誘致した兵庫県立の「芸術文化観光専門職大学」が開校しました。
志願倍率は7.8倍で、全国から意欲も燃えた84人の学生が入学してきました。
演劇・ダンスと観光の両方を学ぶことができる、国公立で初めての大学です。

城崎国際アートセンター(KIAC)

豊岡市が兵庫県から譲り受けた城崎大会議館が改修され、
2014年、城崎国際アートセンターとしてオープンしました。演劇やダンスを滞在制作する日本最大の拠点です。
毎年、世界20か国前後、7~80団体の利用申し込みがあり、厳正な審査で20程度の団体が利用しています。
世界レベルの団体・個人も多く、KIACは、世界的地位を確立しつつあります。

豊岡演劇祭

世界で成功している演劇祭は、主に観光を目的に開催されています。
2020年9月、豊岡演劇祭2020が開催されました。コロナ対策で客席数を半分以下にし
た結果、入場者は延べ約4,700人でした。事業費約6,000万円に対し、経済波及効果は約7,500万円と推計されています(事業費の大半は寄付金と国からの交付金でまかなわれ、豊岡市の実質負担は約200万円でした)。
アンケートによると、入場者の半数は県外からで、豊岡市民以外の方の73%が宿泊を伴っていました。
新しい観光の始まりです。
5年でアジアNo.1、10年で世界有数の演劇祭を目指す、とされています。

演劇によるコミュニケーション教育

豊岡の公立小学校6年生、中学校1年生は、演劇によるコミュニケーション教育を受け
ています。この取組みは、但馬の高校でも広がりつつあります。

また、豊岡市内2つの小学校で、演劇ワークショップによる非認知能力を高める取組みがモデ
ル的に行われています。非認知能力とは、やり抜く力、自己をコントロールする力、協同する力など、
学力やIQのように数字では表せない能力を言います。生きる力そのものです。
 非認知能力の向上には、演劇やダンス等の表現を重視した学習が有効とされています。

演劇によるロールプレイで共感力を育む

「深さを持った演劇のまちづくり」では、コミュニケーション能力、とりわけその基礎となる共感力empathyを重視しています。

・コミュニケーション能力の重要性
グローバル化の進展で、今後さらに、年齢、性別、障害の有無等の違いに加え、国籍・文
化、宗教など様々に異なる人々と接する機会が増えていきます。コミュニケーション能力は、その違いの中で、何とかやりくりしながら共に生きていくために不可欠の能力です。

・基礎は共感力empathy
コミュニケーションは、双方向の営みです。自分の意見を言うだけでなく、相手の意見に
耳を傾ける能力が不可欠です。「耳を傾ける能力=相手の立場になって考えてみる能力」のことを「共感力empathy」と言います。演劇によるロールプレイは共感力を育てます。
ブレイディみかこさんの著書「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」によると、
イギリスでは、共感力empathyのことを「自分で誰かの靴を履いてみること」と言うそうです。当法人の理事の一人は、芸大生時代に、実際に他人の靴を履き、男性と女性の服を交換するワークショップに参加したことがあります。

・いじめっ子の例
仮に、いじめっ子がいじめられっ子の役を本気で演じたら、その子にどのような変化が現れるでしょうか?

・障害者の例
ある小児科医が、概要こんなことを新聞に投書していました。「障害者の『障害』とは、
その人の属性を言うのではない。能力がないということでもない。その人と社会との間にある壁が障害なのだ」。障害のない人が障害のある人の靴を履いてみたら、世界は壁だらけに見えるかもしれません。

・ジェンダーギャップの例
 同様に、男社会にどっぷりつかった男性が女性の服を着て女性の役割を演じたら、世界が不公平な障壁に満ちていることに気づき、怒りすら覚えるかもしれません。

差別やいじめ、ハラスメントの背景には、他者への想像力の欠如があります。共感力empathyの向上によって、それらに対する個人的・社会的抗体が高まると考えています。

豊岡アートアクション 理事・監事のご紹介

理事長 中貝 宗治
理事 田口 真理子
理事 池田 ビルギット
理事 高橋 智子
理事 岸本 京子
理事長 中貝 宗治
理事 西岡  郁夫
理事 古橋 緋香里
副理事長 松宮 未来子
理事 川上 晃弘
理事 平田 知之
理事 西岡  郁夫
理事 矢引 明子
副理事長 渡辺 瑞帆
監事 西村 総一郎
監事 作花 良祐
理事 矢引 明子

理事長 中貝 宗治 プロフィール

中貝 宗治(なかがい むねはる)
1954年生まれ 兵庫県立豊岡高校卒 京都大学法学部卒 大阪大学大学院経済学研究科経営学専攻前期課程修了1978年兵庫県庁入庁 大型放射光施設Spring-8の誘致を最後に兵庫県退職 1991年兵庫県議会議員当選(3期) 2001年旧豊岡市長就任 2005年新豊岡市長就任(4期) コウノトリ野生復帰事業を30年にわたり推進 県から移譲された城崎大会議館の利用方法に困り、無料で貸し出す城崎国際アートセンターを構想、大成功に驚く  専門職大学制度の検討情報をキャッチし、県に演劇と観光を学ぶ大学設置を提案。わずか5年で開校し、驚く 市長退任後、「深さを持った演劇のまちづくり」をソーシャル・セクターで進める豊岡アートアクション理事長に就任 イベント主催者から「プロフィール写真(横向き)」の依頼を受け、縦横の横が長い写真と気づかず、横顔の写真を撮るという感性の持ち主

私たちも応援しています

市毛 良枝
上治 丈太郎
内田 樹
甲斐 みのり
楠木 建
小島 慶子
小安 美和
鈴木 忠志
市毛 良枝
鈴木 寛
中川 智子
中川 正子
中澤 きみ子
中澤 宗幸
古田 大輔
松井 孝治
真野 毅
鈴木 寛
柳生 博
山極 壽一
山口 周
渡辺 えり
小山 俊和(とゞ兵大家)
小山 真理子(とゞ兵大家)

※応援団の皆様のプロフィール等は、今後順次お知らせしていきます。
柳生 博

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